今泉1丁目エリアマーケティング
【今泉の基本情報】
今泉は上の地図のように黒い線で示した道路を境に東西に1丁目、2丁目と分かれており、南北は黄色の線から国体道路までの約350m、東西は西鉄福岡(天神)駅高架下のビックカメラの通りから上人橋通りまでの約550mの範囲になります。
【今泉1丁目ってどんなところ?】
今泉は天神と薬院の間の地区で、近年では飲食店の進出が激しい地区で、人の流れが増えているので、この今泉への出店を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
以前はラブホテルが多い場所で暗いイメージのあったのですが、最近ではここ半年の間に2棟新しい商業ビルが建つなど、新しいビルが次々とでき、そこに飲食店が多く入ったため、今泉全体的に革新的でおしゃれなお店が多くなりました。
また、今泉の中心に位置する今泉公園(通称 三角公園)もリニューアルしてイメージも良くなり、エリアとしての価値が高まり続けている場所です。
なぜ今泉がこんなにも発展しているのかというと、下図(福岡市の将来推計人口図)のとおり、福岡市の人口は増え続けており、2030年頃までは安定して人口が増えると予測されていることに関係しています。
人口増加に伴い、すでにギリギリ状態といっても過言ではない天神に集中していたサービス需要を緩和するために、天神地区や駅・バス停から近く、古いビルや駐車場が多かった今泉へ商業エリアを広げているのです。
下の地図では今泉1丁目の歩行者歩行者数の分布を色で表してみました。
(赤>濃ピンク>薄ピンクで歩行者数を表しています)
国体道路から薬院方面に行くほど人の流れは少なくなります。ただし、北から南に伸びる路地(縦方向)の方が、東西に伸びる路地(横方向)よりも強い傾向があります。
これは、オフィスが多い薬院方面への通勤路地として機能しているためです。
今泉1丁目は遠くても天神駅から10~15分で着くので、買い物客のランチやカフェ利用が多く、ゆっくり食事や会話を楽しみたい女性客が多い印象があります。
また、今泉1丁目の南西側はマンションが多く通りが入り組んでいるため、通行人は近所に住んでいる方やインターネットで調べてお店にくる方が大半を占めているのも特徴です。
【今泉1丁目の狙い目】
今泉1丁目は天神からの集客を考えると国体道路に近いほど有利となります。
しかし、人通りが多い国体道路沿いの路面物件は滅多に出ませんし、出たとしても坪単価が高く飲食店が展開するには難しいものがあります。
このため下記のような場所が狙い目となります。
・国体道路から一本南側の横方向に伸びる路地
・今泉を縦方向に伸びる路地が狙い目になると思います。
人通りが必要な業態(カフェなど)の場合には国体道路近くのある程度人通りのある物件で女性客好みの料理・内装にし、座り心地のいい椅子やソファにして長時間いられる空間にすると“買い物ついでに行きやすい”という利点を活かせるのではないでしょうか。
国体道路に近い場所に2つの新築建物があり、こちらは注目の物件です。(本メルマガ上部に物件情報を添付していますので、是非ご検討ください)
また、本メルマガ添付のミラージュⅠの奥のミラージュⅡはテナント募集が完了していますが、クラブやBARが入居予定となっていて福岡の新たなナイトスポットとして大いに期待されています。
今泉1丁目の南エリアにも有名店があることから、業態企画と集客戦略に自信がある場合には国体道路近くのビルインや少し場所をずらして坪単価の安い場所で勝負するということも考えられると思います。
ここで、皆様の参考になりそうな今泉1丁目地区で人気のお店をご紹介します。
【今泉1丁目北側エリア】
・29TERIA BARUMICHI
・頤和園
・Hona Café
・わっぱ定食堂
・Liberty
・福新楼
・SALVATORE CUOMO&BAR
・田中田式海鮮食堂
・煉
【今泉1丁目南側エリア】
・博多炉端・魚男FISH MAN
・GOLDEN BEEF
・タキビヤ。
・カプリ
・Manly(マンリー)
ここで人気店についてご紹介したいと思います。
『博多炉端・魚男FISH MAN』
HP↓
http://www.m-and-co.net/fishman/
福岡市中央区今泉1丁目4-23
まず、ご紹介するのはTVや雑誌で話題になるお店の『魚男FISH MAN』です。『魚男』と書いて『FISH MAN』と読むキャッチ-な店名ですが、今泉1丁目の南西エリアに位置し、今泉のメイン通りから一本入った角にあるので決して行きやすい・わかりやすいお店ではありません。しかし、ランチもディナーも満席になることがほとんどです。
その理由は、地産地消をモットーとし、魚は長浜の市場から仕入れ、野菜も九州の野菜を農家から直接取り寄せるという材料に対するこだわりがしっかりしているだけでなく、 炉端と銘打ってはいるが内装は和風カフェ、店員の制服も洋装と女性だけのグループでも入りやすい炉端店であること、ダンサーをよんでイベントを開催しSNSで発信する客層を取り込むこと、そして“炉端というジャンルに縛られないフォトジェニックな料理”があることがあげられます。 FISH MANで人気の料理を一部ご紹介します。
・お刺身階段盛り
・ケーキのような見た目をした肉じゃが
見た目にインパクトがあるものはSNS映えするだけでなく、人の好奇心をそそるので、ただ“おいしそうな料理”よりも興味を持ちやすく記憶に残りやすいと言えます。
内容もその店独自の料理ではなくてある程度味の想像ができる肉じゃがということもミソかもしれません。味の想像がつかないものに手を出すのは結構勇気がいるものですが、知っている料理であればある程度安心感があるので、頼みやすいという心理が働くのではないでしょうか。
『GOLDEN BEEF』
HP↓
http://goldenbeef.jp/
福岡市中央区今泉1丁目3-22
こちらは熟成肉のお店なのですが、なんと焼肉店なのです。
今まで熟成肉のお店はたくさんありましたが、焼かれた状態のものが提供されており、焼肉のお店は珍しいと話題になっております。
お店は今泉公園の南側にある2階建ての戸建の真っ白で少し変わった形をした建物のため通りすがりに気になって調べる方も多いようです。
1階はテーブル席、2階には個室になっており、中の様子はGoogleインドアビューで観ることもできます。
内装はテーブル上部にダクトがない煙がでにくいタイプを使用しているため、シンプルながら上品な印象になっています。
メニューは希少部位の「トウガラシ(肩甲骨あたりのお肉)」の熟成肉もあり、通常の焼肉メニューもあり、牛トロのウニ巻き炙りなどの創作肉料理やお肉の刺身の珍しいメニューもあり、ステーキもあり、豚肉・鶏肉・馬刺しもあり…ととにかく品数が豊富。
建物の雰囲気で高級なイメージを持ちやすいですが、コース10品が3500円と5500円の2パターンでしっかり食べられるので満足度は高くなります。
また、ドリンクメニューもしっかりとした銘柄のものが名を連ね、最大700本収容可能なワインセラーもあるため、月替わりのワンコイングラスワインや2000円のボトルワインから有名高級ワインまで揃っています。
1階で友達とカジュアルにグラスワインで軽くでも、2階の個室で周りを気にせずおもてなしとしてでも利用できるため、“お肉と言ったらここに行けば大丈夫”と安心感があり、リピート率は必然的にあがるのではないでしょうか。
【最後に…】
どんどんと進化をしている今泉ですが、今泉のターゲット層ともいえる世代のインターネット検索も変化が起きていることはご存知でしょうか?
当メルマガによく出る単語のひとつに『SNS』があります。
まだ飲食店を検索するとき、食べログやぐるなびで口コミを見るというのが主流ではありますが、最近ではインターネット検索の順位やレビュー情報についての信憑性を疑う人が増え、食べログ等の情報は文章よりも写真の印象を重視、プラスSNSで検索して“誰が発信したのか”がわかる情報を信頼するという声があがっています。
10代20代では最初からSNSのハッシュタグで検索をするという人も多いのです。
新商品の販売テストをされるほど新し物好きが多いと言われる福岡人の県民性もあり、“○○が食べたい→調べる”よりも“SNSで話題になっている→調べる”という方が来店動機につながりやすいのかもしれません。
また、TV局や雑誌でも情報収集にSNSを利用するようになっており、お店のコンセプトやターゲット層にもよるのですが、外食の機会が多く情報発信力があるSNS世代に話題になることで、それを見たTV局や雑誌に取り上げられやすくなり、結果的にTVや雑誌で情報収集している世代にも広がるというサイクルができています。
新築ビルのお店がオープンするときは嫌でも話題にのぼりやすいタイミングですので、この先数年は今泉が注目されやすい時期と言えるでしょう。
もっと詳しい情報やご自身が出店を希望されているエリアについて知りたい方は、気軽にご相談ください!
今泉は上の地図のように黒い線で示した道路を境に東西に1丁目、2丁目と分かれており、南北は黄色の線から国体道路までの約350m、東西は西鉄福岡(天神)駅高架下のビックカメラの通りから上人橋通りまでの約550mの範囲になります。
【今泉1丁目ってどんなところ?】
今泉は天神と薬院の間の地区で、近年では飲食店の進出が激しい地区で、人の流れが増えているので、この今泉への出店を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
以前はラブホテルが多い場所で暗いイメージのあったのですが、最近ではここ半年の間に2棟新しい商業ビルが建つなど、新しいビルが次々とでき、そこに飲食店が多く入ったため、今泉全体的に革新的でおしゃれなお店が多くなりました。
また、今泉の中心に位置する今泉公園(通称 三角公園)もリニューアルしてイメージも良くなり、エリアとしての価値が高まり続けている場所です。
なぜ今泉がこんなにも発展しているのかというと、下図(福岡市の将来推計人口図)のとおり、福岡市の人口は増え続けており、2030年頃までは安定して人口が増えると予測されていることに関係しています。
人口増加に伴い、すでにギリギリ状態といっても過言ではない天神に集中していたサービス需要を緩和するために、天神地区や駅・バス停から近く、古いビルや駐車場が多かった今泉へ商業エリアを広げているのです。
下の地図では今泉1丁目の歩行者歩行者数の分布を色で表してみました。
(赤>濃ピンク>薄ピンクで歩行者数を表しています)
国体道路から薬院方面に行くほど人の流れは少なくなります。ただし、北から南に伸びる路地(縦方向)の方が、東西に伸びる路地(横方向)よりも強い傾向があります。
これは、オフィスが多い薬院方面への通勤路地として機能しているためです。
今泉1丁目は遠くても天神駅から10~15分で着くので、買い物客のランチやカフェ利用が多く、ゆっくり食事や会話を楽しみたい女性客が多い印象があります。
また、今泉1丁目の南西側はマンションが多く通りが入り組んでいるため、通行人は近所に住んでいる方やインターネットで調べてお店にくる方が大半を占めているのも特徴です。
【今泉1丁目の狙い目】
今泉1丁目は天神からの集客を考えると国体道路に近いほど有利となります。
しかし、人通りが多い国体道路沿いの路面物件は滅多に出ませんし、出たとしても坪単価が高く飲食店が展開するには難しいものがあります。
このため下記のような場所が狙い目となります。
・国体道路から一本南側の横方向に伸びる路地
・今泉を縦方向に伸びる路地が狙い目になると思います。
人通りが必要な業態(カフェなど)の場合には国体道路近くのある程度人通りのある物件で女性客好みの料理・内装にし、座り心地のいい椅子やソファにして長時間いられる空間にすると“買い物ついでに行きやすい”という利点を活かせるのではないでしょうか。
国体道路に近い場所に2つの新築建物があり、こちらは注目の物件です。(本メルマガ上部に物件情報を添付していますので、是非ご検討ください)
また、本メルマガ添付のミラージュⅠの奥のミラージュⅡはテナント募集が完了していますが、クラブやBARが入居予定となっていて福岡の新たなナイトスポットとして大いに期待されています。
今泉1丁目の南エリアにも有名店があることから、業態企画と集客戦略に自信がある場合には国体道路近くのビルインや少し場所をずらして坪単価の安い場所で勝負するということも考えられると思います。
ここで、皆様の参考になりそうな今泉1丁目地区で人気のお店をご紹介します。
【今泉1丁目北側エリア】
・29TERIA BARUMICHI
・頤和園
・Hona Café
・わっぱ定食堂
・Liberty
・福新楼
・SALVATORE CUOMO&BAR
・田中田式海鮮食堂
・煉
【今泉1丁目南側エリア】
・博多炉端・魚男FISH MAN
・GOLDEN BEEF
・タキビヤ。
・カプリ
・Manly(マンリー)
ここで人気店についてご紹介したいと思います。
『博多炉端・魚男FISH MAN』
HP↓
http://www.m-and-co.net/fishman/
福岡市中央区今泉1丁目4-23
まず、ご紹介するのはTVや雑誌で話題になるお店の『魚男FISH MAN』です。『魚男』と書いて『FISH MAN』と読むキャッチ-な店名ですが、今泉1丁目の南西エリアに位置し、今泉のメイン通りから一本入った角にあるので決して行きやすい・わかりやすいお店ではありません。しかし、ランチもディナーも満席になることがほとんどです。
その理由は、地産地消をモットーとし、魚は長浜の市場から仕入れ、野菜も九州の野菜を農家から直接取り寄せるという材料に対するこだわりがしっかりしているだけでなく、 炉端と銘打ってはいるが内装は和風カフェ、店員の制服も洋装と女性だけのグループでも入りやすい炉端店であること、ダンサーをよんでイベントを開催しSNSで発信する客層を取り込むこと、そして“炉端というジャンルに縛られないフォトジェニックな料理”があることがあげられます。 FISH MANで人気の料理を一部ご紹介します。
・お刺身階段盛り
・ケーキのような見た目をした肉じゃが
見た目にインパクトがあるものはSNS映えするだけでなく、人の好奇心をそそるので、ただ“おいしそうな料理”よりも興味を持ちやすく記憶に残りやすいと言えます。
内容もその店独自の料理ではなくてある程度味の想像ができる肉じゃがということもミソかもしれません。味の想像がつかないものに手を出すのは結構勇気がいるものですが、知っている料理であればある程度安心感があるので、頼みやすいという心理が働くのではないでしょうか。
『GOLDEN BEEF』
HP↓
http://goldenbeef.jp/
福岡市中央区今泉1丁目3-22
こちらは熟成肉のお店なのですが、なんと焼肉店なのです。
今まで熟成肉のお店はたくさんありましたが、焼かれた状態のものが提供されており、焼肉のお店は珍しいと話題になっております。
お店は今泉公園の南側にある2階建ての戸建の真っ白で少し変わった形をした建物のため通りすがりに気になって調べる方も多いようです。
1階はテーブル席、2階には個室になっており、中の様子はGoogleインドアビューで観ることもできます。
内装はテーブル上部にダクトがない煙がでにくいタイプを使用しているため、シンプルながら上品な印象になっています。
メニューは希少部位の「トウガラシ(肩甲骨あたりのお肉)」の熟成肉もあり、通常の焼肉メニューもあり、牛トロのウニ巻き炙りなどの創作肉料理やお肉の刺身の珍しいメニューもあり、ステーキもあり、豚肉・鶏肉・馬刺しもあり…ととにかく品数が豊富。
建物の雰囲気で高級なイメージを持ちやすいですが、コース10品が3500円と5500円の2パターンでしっかり食べられるので満足度は高くなります。
また、ドリンクメニューもしっかりとした銘柄のものが名を連ね、最大700本収容可能なワインセラーもあるため、月替わりのワンコイングラスワインや2000円のボトルワインから有名高級ワインまで揃っています。
1階で友達とカジュアルにグラスワインで軽くでも、2階の個室で周りを気にせずおもてなしとしてでも利用できるため、“お肉と言ったらここに行けば大丈夫”と安心感があり、リピート率は必然的にあがるのではないでしょうか。
【最後に…】
どんどんと進化をしている今泉ですが、今泉のターゲット層ともいえる世代のインターネット検索も変化が起きていることはご存知でしょうか?
当メルマガによく出る単語のひとつに『SNS』があります。
まだ飲食店を検索するとき、食べログやぐるなびで口コミを見るというのが主流ではありますが、最近ではインターネット検索の順位やレビュー情報についての信憑性を疑う人が増え、食べログ等の情報は文章よりも写真の印象を重視、プラスSNSで検索して“誰が発信したのか”がわかる情報を信頼するという声があがっています。
10代20代では最初からSNSのハッシュタグで検索をするという人も多いのです。
新商品の販売テストをされるほど新し物好きが多いと言われる福岡人の県民性もあり、“○○が食べたい→調べる”よりも“SNSで話題になっている→調べる”という方が来店動機につながりやすいのかもしれません。
また、TV局や雑誌でも情報収集にSNSを利用するようになっており、お店のコンセプトやターゲット層にもよるのですが、外食の機会が多く情報発信力があるSNS世代に話題になることで、それを見たTV局や雑誌に取り上げられやすくなり、結果的にTVや雑誌で情報収集している世代にも広がるというサイクルができています。
新築ビルのお店がオープンするときは嫌でも話題にのぼりやすいタイミングですので、この先数年は今泉が注目されやすい時期と言えるでしょう。
もっと詳しい情報やご自身が出店を希望されているエリアについて知りたい方は、気軽にご相談ください!