冷泉町・店屋町のエリアマーケティング
意外と知られていない福岡の名店が軒を連ねる冷泉町・店屋町エリアについてご紹介します。
【冷泉町・店屋町の基本情報】
南北は国体道路から明治通りまで直線距離で約550m、東西は大博通りから土井通り/博多通りまで約250mのエリアで、北側が店屋町、冷泉通りをはさんで南側が冷泉町です。
【冷泉町・店屋町ってどんなところ?】
明治通り、大博通り、国体道路に接する位置にあり、企業のオフィスが多い上に福岡市の観光資源(櫛田神社、川端商店街、リバレイン、博多座など)が近隣にあるエリアです。
このエリアの最も大きな特徴は、昼も夜も平日も週末も一週間通して長い時間で営業が可能である点にあります。
通常、オフィス街では休日比率の高くなる週末の営業は厳しいのですが、本エリア近隣の飲食店では日曜日の夜でも満席というお店があるほどです。
平日は近隣に勤めるビジネスマンがランチと晩酌の絶対的な需要を持っています。
中州に繰り出す前後の腹ごしらえとしてこのエリアの飲食店を利用する方も多いようです。
ビジネスマンに加えて観光客が多いことが特徴で、特に博多座による集客がこのエリアの活況を大きく下支えしています。
博多座では宝塚歌劇などの女性需要に特化した演目が特に強く圧倒的な集客を誇ります。博多座の演目や公演状況に気を配ることもこのエリアでの営業にはとても重要なことです。
http://www.hakataza.co.jp/ineup/
(博多座公演案内ページ)
また、博多駅からこのエリアまでの間には博多の古い神社仏閣が点在していて、博多観光のガイド本にも寺社巡りコースが取り上げられており最終的に櫛田神社を目指すというような古都ファンも多くいらっしゃいます。
上記の観光資源の性格上、観光客の年齢層は高めでそれに比例して福岡市の中でも客単価が比較的高めです。
観光客が多い土地柄から、博多ならではの雰囲気を持ったお店が繁盛している傾向があります。
天神とは真逆の性質を持ったエリアと捉えていただければ、本エリアへの理解が進むと思います。
また時期は限定的ではありますが5月には「博多どんたく」、7月には「博多祇園山笠」と博多を代表する2大祭りの中心になるエリアでもあり、観光客動員数はどちらも100万人規模で、この祭りの時期は本エリアの繁忙期と言えると思います。
本エリアが持つターゲットと需要にマッチする業態ならば、観光資源の存在およびオフィス数の増加によりエリアの市場源泉は長期的に成長するとされているため長寿命の商売を構築できるエリアであると言えます。
【冷泉町・店屋町の交通アクセス】
地下鉄空港線中洲川端駅と祇園駅に囲まれた立地です。
特に中洲川端駅は箱崎線に接続していて、貝塚駅で西鉄貝塚線にも乗り換えでき、近年再開発により人口が増加している千早や香椎方面へのアクセスが良好です。
加えて博多駅まで徒歩圏内ですから、観光客にとって訪れやすい交通利便性を有しています。
エリア北側の昭和通り沿いバス停「蔵本」からは福岡県東部への高速バスが出ていて、新宮や宗像とつながっています。
また、平成32年には地下鉄七隈線の新駅が櫛田神社側に近い位置に開業しますから、将来的に3つの地下鉄駅に囲まれるエリアとなります。
このため、本エリアのオフィス需要は高まるとされていて、短期的要因としては「天神地区のオフィスビル建て替えによる天神からの企業オフィス流出」、将来的には「アクセス強化によるオフィス増加」が見込めます。
【冷泉町・店屋町の人通りについて】
下の地図では冷泉町・店屋町の歩行者数の分布を色で表わしてみました。
(赤>濃ピンク>薄ピンクで歩行者数を表しています)
路地は入り組んでおらず、縦横に碁盤の目のように走っていてきれいに整理されています。
大通りに近いほど駅に近いほど人通りが多くなりますが、ランチ時には小さな路地にまでビジネスマンが歩いているのを確認でき、一見目立たない場所にある店舗でもランチ時は満席になっています。
各大通りの人通りを比較すると、明治通り>国体道路>大博通りとなります。
【冷泉町・店屋町の狙い目】
本エリアおよび付近には博多の商業地区であるにもかかわらず、公園や神社寺院、住宅が多く店舗として利用できる物件は少ないです。
このため存在できる店舗数も少ないために大きな飲食店需要に対するお店の数の比率は他のエリアと比べて少ないと言えると思います。
一見歩行者の少ない路地でもランチ需要が圧倒的に強いために営業を検討できるという特殊なエリアで、坪あたり家賃が安ければ隠れ家的なお店でも近隣オフィスへの広告戦術によっては勝機が充分にあると思います。
明治通りに近いほど集客はしやすいのですが、路線価が高いために坪当たり家賃が非常に高くなる傾向があります。
このため、店屋町エリアの人通りが少なめの路面が賃料と集客の面で一番バランスが取れる可能性が高い場所ではないかと考えます。
ここで、皆様の参考になりそうな冷泉町・店屋町で人気のお店をご紹介します。
・濱田屋
・SASUKE 博多本店
・わさび
・おおやま
・古式生そば ひさや
・ブラジレイロ
・はかた天乃
・釘本食堂
・味どころ希彌
・一優亭 冷泉店
・月や 本店
・ブルワーズ
・信州そば むらた
・みやもと
・博多べい
・うま馬 冷泉店
・パン屋のぺったん
・博多あかちょこべ
・鮨 ゆき正
『ブラジレイロ』
食べログ↓
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40002461/
福岡市博多区店屋町1-20
大博通りの博多フコク生命ビルから冷泉公園通りに入って一つ目の交差点の角にあり、ブルーグレー色のレトロな雰囲気漂う建物で、福岡最古の喫茶店と言われています。
昭和9年に元々はブラジル・サンパウロ州のコーヒー局が日本にブラジルコーヒーを宣伝する目的で開業し、政治家や作家・文学者も足繁く通ったとされる人気店です。
縦長の2階建ての店内は昭和を感じる木目とシックな色合いの椅子が並び、螺旋階段を昇った2階席は懐かしいポスターや絵画・ポートレートが飾られ、クラシックが流れる落ち着く空間になっています。
食事は先代のシェフの味を継承しつつ、時代に合わせて少しずつ変えていっているそうです。
人気メニューはラグビーボール型のミンチカツレツとハンバーグでどちらもコクがあるオリジナルデミグラスソースと和からしでいただきます。
おそらく戦前はスパイスが手に入りにくかったため、和からしに合うようにデミグラスソースの味を合わせたのではないかと思いますが、時代をそのまま受け継いだものが今では珍しい・新しいように感じます。
他店との差別化というのも新しく考案したものばかりではなく、今はどこもしていない昔の食べ方を参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
『博多あかちょこべ』
食べログ↓
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40019190/
福岡市博多区冷泉町7-10
国体道路から博多通りに入り、櫛田神社を通り過ぎたところに博多あかちょこべはあります。
こちらはうどん屋さんになるのですが、実は博多は中国からうどんが最初に伝わってきた場所だという説もあるほどうどんの名所でもあるのです。
しかしよく博多のやわらかいうどんとして紹介される他店とは様々な意味合いで異なります。
まず、自家製麺しているうどんが胚芽を配合した古式うどんで、一般的な白くて太いものよりそばに近い色合いをしています。
やはり讃岐うどんのようなこしはありませんが、もちもちとした細麺というのが特徴です。
そして、釜揚げうどんをヤカンの中に入れて提供する“釜揚げずぼらうどん”という思わず写真をとってしまいたくなるメニューがあります。
このつけだれもかつおぶしやねぎというポピュラーなものに納豆がはいっており、なかなかびっくりしますが、甘辛いつゆと細麺に納豆が絡み、ねぎが後味をさっぱりとしてくれるので、思った以上に食べやすくなっています。
もうひとつ人気が高いメニューは“元祖キーマカレーうどん”で、うどんにひき肉たっぷりのキーマカレーとかつおぶし、ねぎがのっており、まずはそのままいただきます。
次に一緒についてくる桜海老を練りこんだ自家製揚げ玉をのせて、さくさくとした揚げ玉の食感と桜海老の香りが加わった変化を楽しみます。
最後に残り少なくなったところに温かいつゆをかけて、和風の味付けになったカレーを味わいます。
このように何段階かに分けて味の変化があると、飽きずに食べられますし、好みの味をみつける楽しみもあります。
そして一番おいしいと思った味をメインの楽しみにまた来たいと思うようになるのではないでしょうか。
【最後に…】
いかがでしたでしょうか。もつ鍋・水炊きの名店も数多くあり意外と博多の町を楽しめる冷泉町・店屋町についてご紹介してきましたが、人通りが乏しい印象が強く、あまり魅力がないように見えてしまいますが、このエリアは特に大通り沿いのオフィスビル群がありますので、ランチ需要は思っている以上にあるエリアです。
さらに大博通りをはさんだ呉服町にもオフィスビルが立ち並んでおり、そこからのランチ需要はかなり期待できるビジネスマンをターゲットとされている方には是非検討していただきたいエリアのひとつです。
それだけでなく櫛田神社があるおかげで観光客も取り込むことができ、全国的に知名度はなくてもご紹介した『博多あかちょこべ』のように海外のガイドブックに載っているお店がいくつもあり、よく調べてみるとなかなか面白いエリアなのではないかと思います。
【冷泉町・店屋町の基本情報】
南北は国体道路から明治通りまで直線距離で約550m、東西は大博通りから土井通り/博多通りまで約250mのエリアで、北側が店屋町、冷泉通りをはさんで南側が冷泉町です。
【冷泉町・店屋町ってどんなところ?】
明治通り、大博通り、国体道路に接する位置にあり、企業のオフィスが多い上に福岡市の観光資源(櫛田神社、川端商店街、リバレイン、博多座など)が近隣にあるエリアです。
このエリアの最も大きな特徴は、昼も夜も平日も週末も一週間通して長い時間で営業が可能である点にあります。
通常、オフィス街では休日比率の高くなる週末の営業は厳しいのですが、本エリア近隣の飲食店では日曜日の夜でも満席というお店があるほどです。
平日は近隣に勤めるビジネスマンがランチと晩酌の絶対的な需要を持っています。
中州に繰り出す前後の腹ごしらえとしてこのエリアの飲食店を利用する方も多いようです。
ビジネスマンに加えて観光客が多いことが特徴で、特に博多座による集客がこのエリアの活況を大きく下支えしています。
博多座では宝塚歌劇などの女性需要に特化した演目が特に強く圧倒的な集客を誇ります。博多座の演目や公演状況に気を配ることもこのエリアでの営業にはとても重要なことです。
http://www.hakataza.co.jp/ineup/
(博多座公演案内ページ)
また、博多駅からこのエリアまでの間には博多の古い神社仏閣が点在していて、博多観光のガイド本にも寺社巡りコースが取り上げられており最終的に櫛田神社を目指すというような古都ファンも多くいらっしゃいます。
上記の観光資源の性格上、観光客の年齢層は高めでそれに比例して福岡市の中でも客単価が比較的高めです。
観光客が多い土地柄から、博多ならではの雰囲気を持ったお店が繁盛している傾向があります。
天神とは真逆の性質を持ったエリアと捉えていただければ、本エリアへの理解が進むと思います。
また時期は限定的ではありますが5月には「博多どんたく」、7月には「博多祇園山笠」と博多を代表する2大祭りの中心になるエリアでもあり、観光客動員数はどちらも100万人規模で、この祭りの時期は本エリアの繁忙期と言えると思います。
本エリアが持つターゲットと需要にマッチする業態ならば、観光資源の存在およびオフィス数の増加によりエリアの市場源泉は長期的に成長するとされているため長寿命の商売を構築できるエリアであると言えます。
【冷泉町・店屋町の交通アクセス】
地下鉄空港線中洲川端駅と祇園駅に囲まれた立地です。
特に中洲川端駅は箱崎線に接続していて、貝塚駅で西鉄貝塚線にも乗り換えでき、近年再開発により人口が増加している千早や香椎方面へのアクセスが良好です。
加えて博多駅まで徒歩圏内ですから、観光客にとって訪れやすい交通利便性を有しています。
エリア北側の昭和通り沿いバス停「蔵本」からは福岡県東部への高速バスが出ていて、新宮や宗像とつながっています。
また、平成32年には地下鉄七隈線の新駅が櫛田神社側に近い位置に開業しますから、将来的に3つの地下鉄駅に囲まれるエリアとなります。
このため、本エリアのオフィス需要は高まるとされていて、短期的要因としては「天神地区のオフィスビル建て替えによる天神からの企業オフィス流出」、将来的には「アクセス強化によるオフィス増加」が見込めます。
【冷泉町・店屋町の人通りについて】
下の地図では冷泉町・店屋町の歩行者数の分布を色で表わしてみました。
(赤>濃ピンク>薄ピンクで歩行者数を表しています)
路地は入り組んでおらず、縦横に碁盤の目のように走っていてきれいに整理されています。
大通りに近いほど駅に近いほど人通りが多くなりますが、ランチ時には小さな路地にまでビジネスマンが歩いているのを確認でき、一見目立たない場所にある店舗でもランチ時は満席になっています。
各大通りの人通りを比較すると、明治通り>国体道路>大博通りとなります。
【冷泉町・店屋町の狙い目】
本エリアおよび付近には博多の商業地区であるにもかかわらず、公園や神社寺院、住宅が多く店舗として利用できる物件は少ないです。
このため存在できる店舗数も少ないために大きな飲食店需要に対するお店の数の比率は他のエリアと比べて少ないと言えると思います。
一見歩行者の少ない路地でもランチ需要が圧倒的に強いために営業を検討できるという特殊なエリアで、坪あたり家賃が安ければ隠れ家的なお店でも近隣オフィスへの広告戦術によっては勝機が充分にあると思います。
明治通りに近いほど集客はしやすいのですが、路線価が高いために坪当たり家賃が非常に高くなる傾向があります。
このため、店屋町エリアの人通りが少なめの路面が賃料と集客の面で一番バランスが取れる可能性が高い場所ではないかと考えます。
ここで、皆様の参考になりそうな冷泉町・店屋町で人気のお店をご紹介します。
・濱田屋
・SASUKE 博多本店
・わさび
・おおやま
・古式生そば ひさや
・ブラジレイロ
・はかた天乃
・釘本食堂
・味どころ希彌
・一優亭 冷泉店
・月や 本店
・ブルワーズ
・信州そば むらた
・みやもと
・博多べい
・うま馬 冷泉店
・パン屋のぺったん
・博多あかちょこべ
・鮨 ゆき正
『ブラジレイロ』
食べログ↓
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40002461/
福岡市博多区店屋町1-20
大博通りの博多フコク生命ビルから冷泉公園通りに入って一つ目の交差点の角にあり、ブルーグレー色のレトロな雰囲気漂う建物で、福岡最古の喫茶店と言われています。
昭和9年に元々はブラジル・サンパウロ州のコーヒー局が日本にブラジルコーヒーを宣伝する目的で開業し、政治家や作家・文学者も足繁く通ったとされる人気店です。
縦長の2階建ての店内は昭和を感じる木目とシックな色合いの椅子が並び、螺旋階段を昇った2階席は懐かしいポスターや絵画・ポートレートが飾られ、クラシックが流れる落ち着く空間になっています。
食事は先代のシェフの味を継承しつつ、時代に合わせて少しずつ変えていっているそうです。
人気メニューはラグビーボール型のミンチカツレツとハンバーグでどちらもコクがあるオリジナルデミグラスソースと和からしでいただきます。
おそらく戦前はスパイスが手に入りにくかったため、和からしに合うようにデミグラスソースの味を合わせたのではないかと思いますが、時代をそのまま受け継いだものが今では珍しい・新しいように感じます。
他店との差別化というのも新しく考案したものばかりではなく、今はどこもしていない昔の食べ方を参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
『博多あかちょこべ』
食べログ↓
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40019190/
福岡市博多区冷泉町7-10
国体道路から博多通りに入り、櫛田神社を通り過ぎたところに博多あかちょこべはあります。
こちらはうどん屋さんになるのですが、実は博多は中国からうどんが最初に伝わってきた場所だという説もあるほどうどんの名所でもあるのです。
しかしよく博多のやわらかいうどんとして紹介される他店とは様々な意味合いで異なります。
まず、自家製麺しているうどんが胚芽を配合した古式うどんで、一般的な白くて太いものよりそばに近い色合いをしています。
やはり讃岐うどんのようなこしはありませんが、もちもちとした細麺というのが特徴です。
そして、釜揚げうどんをヤカンの中に入れて提供する“釜揚げずぼらうどん”という思わず写真をとってしまいたくなるメニューがあります。
このつけだれもかつおぶしやねぎというポピュラーなものに納豆がはいっており、なかなかびっくりしますが、甘辛いつゆと細麺に納豆が絡み、ねぎが後味をさっぱりとしてくれるので、思った以上に食べやすくなっています。
もうひとつ人気が高いメニューは“元祖キーマカレーうどん”で、うどんにひき肉たっぷりのキーマカレーとかつおぶし、ねぎがのっており、まずはそのままいただきます。
次に一緒についてくる桜海老を練りこんだ自家製揚げ玉をのせて、さくさくとした揚げ玉の食感と桜海老の香りが加わった変化を楽しみます。
最後に残り少なくなったところに温かいつゆをかけて、和風の味付けになったカレーを味わいます。
このように何段階かに分けて味の変化があると、飽きずに食べられますし、好みの味をみつける楽しみもあります。
そして一番おいしいと思った味をメインの楽しみにまた来たいと思うようになるのではないでしょうか。
【最後に…】
いかがでしたでしょうか。もつ鍋・水炊きの名店も数多くあり意外と博多の町を楽しめる冷泉町・店屋町についてご紹介してきましたが、人通りが乏しい印象が強く、あまり魅力がないように見えてしまいますが、このエリアは特に大通り沿いのオフィスビル群がありますので、ランチ需要は思っている以上にあるエリアです。
さらに大博通りをはさんだ呉服町にもオフィスビルが立ち並んでおり、そこからのランチ需要はかなり期待できるビジネスマンをターゲットとされている方には是非検討していただきたいエリアのひとつです。
それだけでなく櫛田神社があるおかげで観光客も取り込むことができ、全国的に知名度はなくてもご紹介した『博多あかちょこべ』のように海外のガイドブックに載っているお店がいくつもあり、よく調べてみるとなかなか面白いエリアなのではないかと思います。